浜名エンジニアリング:北米向けローダーシステム出荷

 浜名エンジニアリング

浜名エンジニアリング(米澤成美社長)はこのほど、北米自動車メーカー向けのクランクシャフト加工専用ローダーを出荷した。今回のラインは、トラック用エンジンのクランクシャフトを生産する増産ライン設備。ラインの長さは、全長160mのU字型。素材は鍛造品で、センタリングから旋盤、ピンミラー、ジャーナル、穴あけなど約40台の工作機械で構成されている。

同社は1999年に全長150m、工作機械30台の一貫生産ラインを出荷しており、今回はその増産設備。3月末までに出荷した後、引き続き4月に第2陣を輸出する。

今回のローダーの速さは、100m/分、アーム上下移動速さ80m/分、ワーク最大重量30kg、ラインタクトは1個当たり144秒。複数社の工作機械を1社のロ−ダーでつなぎ、制御するシステムははじめての試しみ。

主な特徴は、歩留りが高まったこと。オイルレスのためメンテナンスが容易になった。また、ハンドがコンパクトな設計で、大きな把握力でワークを保持するため高速搬送(加速度1G)に適している。

このほか、多関節ロボットに比べ、段取り時の機械への寄り付き作業性が良いことなどが挙げられる。

同社は、自動車産業はじめ電気産業などの量産ラインを自動化する搬送専業メーカー。ガントリータイプはじめ機上タイプ、地上走行、クレードルタイプまで幅広く各種ローダーを生産、販売している。近年は輸出比率が高まっており、米国はじめシンガポール、マレーシア、中国、韓国、台湾、ブラジル、イギリスなど世界各国に輸出実績を持っている。

最新の事例では、キャリア走行スピード300m/分のローダーや全長150mのラインを開発、納入している。 (本社=豊橋市明海町2−82、Tel 0532-25-2125)

http://hamana-eng.co.jp/products/crank_shaft-j.html


  TOP BACK NEXT