![]() |
カシフジ |
|
米グリーソン社と協力 来期中に体制整備−短納期化武器に拡販 カシフジ(京都市南区 樫藤達郎社長)は、デファレンシャルギア内に組み込む歯車を加工する治具の本格生産を始める。 業務提携先である米グリーソン社(ニューヨーク州)からの技術供与で製品を試作しているが、来期(2002年9月期)中にも設備投資を行い、国内ユーザーに短納期で供給できる体制を整える。 同社では自動車メーカーをターゲットに事業拡大を図り、2,3年内に年間1億円の売り上げの達成を目指す。 デファレンシャルギアは車両の旋回時に円滑な運転を行なうため左右車輪の回転速度を変える装置で、カシフジは同装置内で使うベベルギアを加工するための治具を生産する。 すでに試験生産を行なっているが、来期に約1億5000万円の設備投資を行ない、本格生産に切り替える予定。 販売はグリーソン社の子会社で、工作機械などの輸入品を扱っているオージーエイ(東京都中央区)を通じて行なう。 歯車加工用の治具は消耗品で、他社品の寿命は半年程度だが、グリーソン社製は使用条件で異なるものの、約1年と長い。 ただ、輸入販売の場合、製品納入まで時間がかかるため、カシフジが国内生産することで短納期化を図ることにした。 納期は3、4ヶ月程度となる見通し。 カシフジは2000年3月に日本市場を開拓したいグリーソン社と工作機械の製造などで業務提携した。 今回の治具生産は短納期対応で国内販売を強化できるなど両社にメリットが見込めるため、生産することを決めた。 グリーソン社は今後も日本向けに治具を供給する方針だが、将来的にはカシフジが国内向け生産を全面的に請け負う体制づくりも検討する。 |
|