歯間すき間ない構造

加茂精工
加茂精工(愛知県西加茂郡藤岡町御作1166、今瀬憲司社長、0565-76-0021)は新機構のトロコイド歯車により誤差などの原因となるバックラッシュ(歯間すき間)のないラック&ピニオンを開発した。 ローラーとカムの組み合わせのトロコイド歯車は常時一定の予圧をかけた状態で転がり接触する構造。 価格はラックが1メートルの標準セットで10万−20万円。 販売目標は月間5,000万円。
同トロコイド歯車は山梨大学工学部の牧野洋教授と共同で開発した。 自転するローラーとローラーに対応した転がり曲線カムとの組み合わせは常時複数の歯がかみ合うためにノンバックラッシュとなる。 また低騒音、低振動で、ラックを継ぎ足すことにより長尺の高速送りが容易にできる。 当面はローラーラックとカムピニオンのラック&ピニオンを標準化して販売していく。 17日から名古屋市で開かれる「テクノピア'98名古屋」に出品する。
秋までに月産5,000万円の量産体制を整え、99年秋までに2億−3億円を投じて本社敷地内に新工場棟(約830平方メートル)を新設、新工場だけで年間10億円規模の生産を目指す。

TOP BACK NEXT