エスアイジー
  • ロボテックから月200セット
  • 米国製超精密研削盤導入。ギア増産に対応
 エスアイジー(静岡県駿東郡清水町久米田119-1、須田治夫社長、0599-72-8888)はスウェーデンのロボット大手、ABB・ロボテック社から高精度ベベルギア(傘歯車)を大量受注した。 受注内容は月間200セットの長期契約。 このため米グリーソン社製の超精密ハイポイド歯車研削盤「フェニックス200P G型CNCハイポイドギア研削盤」を導入、同ギアの増産に対応する。 このほかに国内外ロボットメーカーからも同ギアを受注しているという。

 エスアイジーは高精度歯車の大手で、スパイラルベベルギア、ヘリカルギア、カービックカップリングなどほとんどの歯車を生産。 設備もドイツのカップ社やスイスのライスハウエル社などのCNC歯車研削盤や、超精密測定機などを導入している。
 ABB・ロボテック社とは数年がかりの交渉で欧州の企業と競い勝って、ロボットの複雑な関節駆動部に使う高精度ベベルギアを月間200セットの長期契約がまとまったもの。 このほかに国内外ロボットメーカーからも同ギアを受注した。
 グリーソン社製研削盤はすでに3台あるが、ベベルギアの本格生産に当たって6軸CNC制御の最新鋭ギア研削盤を約一億三千万円で導入。 同機は元九州大学の和栗 明教授が開発したトイシ主軸に所定の偏心量を与えて回転されるワグリ方式が採用され、歯面に冷却油が確実に注油され焼き付けを発生せずに高速研削ができるという。
 これによりロボットをはじめ、航空機や工作機械、印刷機械用の高精度ベベルギアの受注にこたえることができるとしている。



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